理想 第2話

◯月✖️日 千葉県某所 ◯◯公園

 

数日間のオナ禁には成功した。それによって少しだけ自分に自信がついた

 

しかしそれでも緊張は解けない

 

取り敢えず『間』を持たせなくては。彼女を退屈させてはいけない

 

待ち合わせの30分前に着いた。レディを待たせるなど紳士として有り得ないことだ。有り得ないことなのだが…

 

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あ、あれは…

 

目を疑った。約束より30分も前に来たのにすでに彼女はいたのだ。少なくとも35分以上は待っている

 

S ・H・I・T

 

なんてこった。反省点が早くも生まれてしまった。

次からは1時間前に着こう

 

彼女の元へと歩み寄る。向こうもこちらに気づいたようだ。遠くから軽く会釈してくる。気まずいような暖かいような時間が僅かに流れる

 

「こ、小松さん…まだ30分前だよ?随分早いね。待ったでしょう?ごめんね」

 

第一声から謝罪の弁を述べることになるとは…

先が思いやられる

 

「ノサマルさんも…こんなに早く来るなんて思ってなかった…それに、全然待ってないです。」

 

微笑む小松さん

 

2人ではにかむ

 

beautiful world

 

『もしも願い1つだけ叶うなら 君のそばで眠らせて』

 

今なら宇多田ヒカルのこの歌詞の意味が分かるような気がする

 

「まだ時間たくさんあるし…少し潰そうか」

 

コクンと頷く小松さん

 

「あ、あのそう言うと思って…これ…」

 

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what is this?

 

「缶コーヒー。あ、コーヒーは苦手だったかな…?」

 

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さりげなく敬語からタメ口になっていることに

 

「あ、いや!コーヒー大好き!ごめん奢らしちゃって。お代払うから!」

 

「ううん、イイの。そもそも今日誘ったのは私からだし。これくらいはさせて?」

 

『ああ 花に名前を 星に願いを

ああ  私にあなたを Ah〜』

 

人は語彙力が不足していると宇多田ヒカルの歌詞が脳内に流れ込んでくるようだ

 

「じゃ、じゃあ、ありがたく…いただきます」

 

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「ハァ...美味しいね、あったまる」

 

ドチャクソ熱い缶コーヒーを一気に飲み干す小松さん。かなり強靭な口内構造をしているようだ。

 

何か話題を…何か…

 

「そういえば小松さんてサークルとか入ってたっけ?」

 

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俺もタメ口に切り替えたことに

 

「写真サークル。写真を撮ることは元々大好きで 、高校の頃から撮ってたんだ」

 

「写真かぁ〜。良い趣味を持ってるんだね。」

 

「似合わないかな…?」

 

「何で?全然そんなことないよ!むしろカメラが小松さんを引き立たせてるくらいだよ」

 

何を言っているんだ…?カメラが引き立たせてるって何だよそれ

 

「ふふ。ありがとう。どんなに楽しい思い出もさ、時間が経つと、どうしても忘れていっちゃうでしょ?だから、私は写真に残していつまでも記憶の中に留めておきたいの」

 

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「今日の楽しい思い出も、こうやってカメラに収められたらなぁ〜…何て(笑)」

 

......SEXできる……

 

俺の第六感が語りかける。これはSEXしかない。むしろSEX以外の選択肢はありえない。もし他の選択肢を選ぼうものならイリヤスフィールも月まで吹っ飛ぶデッドエンドを迎えるだろう

 

「まだほとんど何もしてないのに(笑)もう楽しいって思ってくれたの?」

 

「うん…だって…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ノサマルくんと一緒にいるだけで…嬉しいから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は破茶滅茶に舞い上がった

 

 

 

なぜなら…

 

 

 

小松未可子さんと汗だくでSEXできるなコリャ

 

 

そう思っていたから 

 

 

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いかがだったでしょうか

 

これが理想のデートコースです

 

デートコースというと少しズレた節があると思いますが、そこは目を瞑ってほしい

 

この後2人は映画を観に行き、居酒屋で飲んだ後、一人暮らしをしている小松未可子さんの家に行き俺がレイプするのは言うまでもありません

 

むしろそこを書けよと言われそうですが俺は官能小説家ではありませんし、レイプシーンの部分を書いていたら一々オナニーして筆が進まなくなるので止めました

 

待ち合わせ時間よりも早く着いたら既に相手がもう着いていて2人ではにかむ。ド定番ですがこれがやりたかった。これさえ出来れば、ぶっちゃけ後はどうでも良かったんです

 

途中からさり気なくタメ口になるのも好きですね。これ結構わかってくれる人いると思うんですけど、どうですかね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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